2010/05/28

新聞広告のブロンプトン(5/28)


 夜、家に帰って夕刊を手にとったら意外にもブロンプトンの広告が飛び込んできました。しかも1面でプリンス・フィリップ賞デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー受賞とか(日経5/28)。

IMGP0812_edited.JPG
 日経 5/28

ブロンプトンの新聞広告ははじめてみたかな。時流を追わない地味な自転車(と自分は思っている)らしく、自転車本体と折りたたんだ写真、それと職人さんの溶接風景(左)です。作り手を見せるという日本の伝統工芸の広告と間違えそうな写真と表現です。


通常の自転車の広告は、モデルの女性(男性)が笑顔で乗っているさわやか系の写真が一般的ですが、ブロンプトンの場合は前面に職人さんの作業写真をもってきましたね。「伝統を守る職人の魂が認められた」との文章が添えてあります。

 コンパクト・巧み、品質、改善 というのがブロンプトンのキーワードかなと思っています。本来は日本のお家芸ではなかったのかなと。日本で生まれてもよかった自転車だと思います。

  IMGP0814_edited.JPG
 広告の拡大図

私のブロンプトンはというと2007年製ですが、その後の2010年製までの3年間で、基本構成は維持しつつ地味だけれど結構な改良が加えられています。
例えば、はたからはわかりにくい部分ですが、不便に感じていた部分が解決しています。
 ・左ペダルのストッパー
 ・リア固定フック
 ・サドル
 ・ヘッドチューブ下の突起レス(これをご存知の方は少ないかも)
など。

実際は私の気づかないところもかなり改良されているかも知れません。これが受賞や信頼感につながっているのかな。

旧型に対しても互換性を保つところにもブロンプトンの哲学を感じます。

たまにはこういう広告があってもいいかな。
きょうは思いもかけないモノクロ写真でした(笑)。





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posted by よこあるき at 22:26 | Comment(2) | TrackBack(0) |   気づいたこと
この記事へのコメント
私も日経の写真だけ撮っているんですけど、
アップしてませんでした。

一貫性という哲学もあります。頻繁にモデルチェンジを繰り返さず、古いものを大事に使うことは、大量消費を経てきた時代に最もマッチするものではないでしょうか?
Posted by Tony at 2010年06月02日 12:42
鳩山さんから菅さんに総理が変わりますが、日本の総理は21年間で15人目だそうです。対外的には覚えが悪いですね。BROMPTONの一貫性と継続性を見習って欲しいですよね(笑)



Posted by よこあるき at 2010年06月04日 21:34
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